アルファード20系前期モデルのシートは全体的に上質なものですが、本革シートを採用しているのグレードは「350G Lパッケージ」だけで、他のグレードのシート素材はジャガードモケットやジャガード織、トリコットというところです。
ということは合皮も含めてカスタム化の余地は大きいといえます。
なぜなら、現在販売されているシートカバーは一昔前のダサいデザインではなく、本物のシートと勘違いするようなデザインであり、車種専用シートカバーが販売されているからです。
だから、アルファードの場合、低いグレードのシートはハイグレードのシートと比べるとどうしてもデザインは劣ってしまいます。
しかし、これからご紹介する本革シートであったり、合成皮革のシートカバーだと、シートにピッタリに装着でき、見た目もまるで本革シートです。
この記事では、アルファード20系(前期・後期)対応シートカバーと装着効果をチェックしてみましょう。
本革シートカバー
アルファード20系に本革シートカバーを装着する効果は、何といっても本革ならではの風合いと肌触りが味わえるからです。
本側シートカバーを装着するメリットとデメリットは次のようになります。
メリット |
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デメリット |
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冒頭でもお伝えしたように、車種専用のフィッティングの良いシートカバーならシートにピッタリと装着出来ますので、本革シートと見間違うような仕上がりになります。
一方で、本革という素材の特徴から、水や汚れに弱く、PVCと比べると強度が劣るので装着時などに無理な力がかかると破損する可能性があるというデメリットがあります。
だから、もし本革シートカバーを購入される際は取り付けに数時間必要だと思ってください。
具体的な本側シートカバーといえば代表的なものには「Clazzio(クラッツィオ)」や「Artina(アフティな)」などがありますのでいくつかご紹介します。
《クラッツィオ Real Leather》
クラッツィオ製の本革シートカバーです。
黒ではなく、白というところが高級感を感じさせます。
本革なので通気性の悪さが気になるところですが、このシートカバーにはセンター部分にパッチング加工により通気性を良くする工夫が施さています。
また、本革シートと同様に長く使うことで革が馴染んでくるため体にフィットした乗り心地が期待できます。
さらに、シートの痛みやすいサイド部分には高級ソフトBioPVCが素材として使われているため耐久性だけでなく、難燃性、そして抗菌防臭にも強いシートカバーとなっています。
《ロエン / トミーカイラ》
このシートカバーは先程のクラッツィオ本革シートカバーより高価なシートカバーとなっています。
何と言っても、価格が98474円とほぼ10万円です。
シートカバーに10万円はちょっと考えてしまいますね。
PVCシートカバー
アルファード20系にPVCシートカバーを装着する効果は、なんといっても比較的安い予算で本革と遜色ない仕上がりが得られるからです。
本側シートと比較してPVCシートカバーには次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット |
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デメリット |
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《Clazzio Prime》
シートカバーのクッションは表面から次の4層構造となっています。
- 高級ソフトBioPVC
- トリコット
- スポンジ
- トリコット
スポンジ部分は10mmの厚さがあり、その内8mmは高反発スポンジが内蔵されています。
シートカバーのカラーは全5色で次のようになっています。
- アイボリー
- タンベージュ
- ライトグレー
- グレー
- ブラック
デザイン的には派手さはなく、スッキリとしたデザインですね。
フィッティングに定評のあるクラッツィオのシートカバーです。ギャザーがいい感じですね。
《アルティナ》
★Artina アルティナ★車種専用スタンダードシートカバー20アルファード/ヴェルファイア240G/350G/2.4V/3.5Vグレード[8人乗り用]AR-T2019 |
雰囲気は本革みたいで、写真ではわかりませんが背もたれにはディンプル加工がしてあるので、おそらく通気性にも配慮し、すべりにくくしてあるのでしょう。
アルファード20系の本革シート非装着車に乗られている方で、予算の関係で本革シートの購入を諦めた方は、シートカバーの装着を考えてみてもいいかもしれません。
昔と比べるとシートカバーとは思えないほど本革シートそっくりですので、その効果を考えればとてもエコノミーですし、ちょっとした忍耐力さえあれば、DIYで装着可能ですからね。
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